涅槃(お釈迦様が亡くなられたときの様子)を表した、縦10尺、横8尺の掛け軸。享保6年(1721年)、藤平又兵ヱ奉納。毎年、2月15日の涅槃会に掛けられます。

お釈迦様は、紀元前486年2月15日に80歳で亡くなられました。(紀元前386年と言う説もあります)

自帰依自灯明、法帰依法灯明の教え

お釈迦様は死に瀕するような大病にかかったとき、弟子の阿難に説法をしました。

ただ自らを灯明とし、自らを依り処として、他人を依り処とせず、法を灯明とし、法を依り処として、他を依処とすることなくして、修行せんとするものこそ、わが比丘たちの中において最高処にあるものである。

その後、お釈迦様は回復されますが、ある日、鍛冶屋の純陀のために法を説き供養を受けられたとき、激しい腹痛を訴えます。まもなく、お釈迦様は沙羅双樹の下で入滅されます。その時集まった弟子たちや人々以外に、動物たちも悲しみ、沙羅双樹の木は白く立ち枯れたと言われています。