室町時代の作で、袖衣の上に袈裟をつけた薬師如来立像。現在は素地像だが、頭部や衣文の溝に糊の粉が残っており、作られた当初は彩色を施していたと思われます。

12年に1度、寅年の5月に行われる稚児行列に合わせてご開帳しています。

?都賀町史より引用?
顔は面長で鼻梁は太く、肉髻(にくけい、頭頂部の髪を束ねた箇所)の低い、男性的な顔立ちである。頭部は前後2材で、三道下で体部に差し込まれている。体部は正中線で前後ともに割矧ぐ(わりはぐ)4材から成る。その中心材に左右両肩から地付部まで少材を矧寄せ(はぎよせ)、さらに両袖内側や両足先にも別材を寄せる。台座の框部(きょうぶ)裏には、墨書銘が見られる。

作製年:室町時代
大きさ:像高77センチメートル
材料:ヒノキ
作法:寄木造り